価格競争の波で不動産屋も大変に

高度経済成長時代の日本においては、いわゆる土地神話というものがあり、不動産の価格は上昇し続けるものであり、購入しておけば資産価値があがり、財産を確実に保有し続けることができると考えられていました。バブル経済の時期をピークとして、その後は、物価が安くなり給料が減るというデフレ経済に日本はおちいり、土地神話が崩壊して不動産の価値も低下の一途をたどりました。そうした経済状況の中で、新築一戸建てや分譲マンションをはじめとした住宅市況も低迷し、価格競争の波で不動産屋も営業が大変な時代へと様変わりしました。バブル崩壊後の長引くデフレ経済を脱却するため政府による大胆な金融緩和政策がとられ、2020年の東京オリンピックの開催が決定したころから、次第に不動産市況も回復し始めました。今後の不動産の価格の推移については、都市部と地方の格差が次第に広がるものと考えられており、同じ都市部の中でも立地によって差がでるといわれています。