仲介手数料がない時代も

賃貸契約においては、物件の借主が不動産仲介業者に支払うべきものとして、仲介手数料というものがあります。 これはある賃貸物件について、借主と貸主の間を仲介してくれた不動産業者にその紹介料として払うものです。 この仲介手数料は昔から当たり前のように不動産会社に支払われてきましたが、実は仲介手数料を支払わなくてもいいケースもあるのです。 それは、不動産会社を通さなくてもいい、家主と直接契約できるタイプの物件を借りるときです。 要するに家主が直接部屋を貸してくれる場合ということですが、この場合は不動産会社が間に入っていないので、仲介手数料の発生のしようがないのです。 ですからこのような物件がもしあれば、その物件の家主と直接契約することによって紹介料を無しにすることができます。 ただし、多くの賃貸物件において不動産会社を通す形にしていますので、家主と直接契約できる物件は決して多くないのが現状ではあります。 しかし一方で、不動産屋を通す場合であっても、最近は手数料を無料にするところが多くなってきています。 これは業界の一つの生き残り競争の形であるといわれていますが、同業他社に差をつけるために、紹介料を無料にしているところが増えているのです。 もしこの傾向が拡大していくなら、いずれ紹介料がまったく必要ない時代も到来するかもしれません。 ところ、紹介料を払わずにすむから家主と直接契約したいと思う方は、そのメリットだけじゃなくて、デメリットについても考えておく必要があります。 例えば、家主と直接契約するということは、契約そのものは大変スピーディーに行えるようになりますが、その分、条件交渉については自分でやらなければなりません。 不動産屋を通す場合なら条件交渉は業者が行ってくれますが、家主と直接契約する場合は業者が間に入らないので交渉人は入居者自身ということになるのです。 ぜひこのような点にも留意しておくようにしてください。

価格競争の波で不動産屋も大変に

高度経済成長時代の日本においては、いわゆる土地神話というものがあり、不動産の価格は上昇し続けるものであり、購入しておけば資産価値があがり、財産を確実に保有し続けることができると考えられていました。バブル経済の時期をピークとして、その後は、物価が安くなり給料が減るというデフレ経済に日本はおちいり、土地神話が崩壊して不動産の価値も低下の一途をたどりました。

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